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2026年10月21日

冷凍食品用ラベルの選び方|冷凍庫で剥がれない−25℃対応の感熱ラベルと貼り方のコツ【brother QL・TD 対応】

冷凍食品用ラベルの選び方

冷凍パンや冷凍惣菜、冷凍スイーツの通販・店頭販売が増えるなかで、「冷凍庫に入れたらラベルが剥がれた」「解凍したら文字がにじんだ」というご相談をよくいただきます。原因の多くは、常温の食品向けのラベルを冷凍品にそのまま使っていることです。この記事では、冷凍・チルドで販売する食品に向いた感熱ラベルの選び方と、剥がれにくくする貼り方のコツをまとめました。

通常のラベルを冷凍品に貼るとどうなるか

一般的な感熱ラベルは紙ベースで、常温の乾いた面に貼ることを前提に作られています。冷凍品に使うと、次の3つが起こりやすくなります。

  • 結露で粘着力が落ちる。冷凍庫から出した包材の表面にはすぐに水滴がつきます。紙ラベルの粘着剤は水分に弱く、貼った直後は付いていても、しばらくすると端から浮いてきます。
  • 低温で粘着剤が硬くなる。常温用の粘着剤は、−18℃以下の冷凍庫内では硬くなって「なじむ力」を失います。凍った面にはそもそも貼りつきにくく、貼れても衝撃で剥がれます。
  • 紙がふやけて印字がにじむ。解凍時の結露を紙が吸うと、ラベルが波打ち、消費期限やアレルゲンの文字が読みにくくなります。食品表示が読めないのは、お客様にとっても事業者にとっても困ります。

冷凍食品用ラベルの特徴

当店の冷凍食品用ラベルは、冷凍・冷蔵の環境を前提に次の4点を備えています。

特徴内容
−25℃対応の粘着剤低温でも硬くなりにくい粘着剤を使用。冷凍庫の中でも剥がれにくく、−25℃まで対応しています。
合成紙(ユポ)ベース紙ではなく合成紙なので、結露を吸ってふやけることがありません。印字面がにじみにくく、表示が読みやすいまま保てます。
防水コーティング表面に防水加工を施した感熱紙。水滴は拭き取れば問題ありません。
蛍光剤不使用食品に直接触れる可能性のある包材に貼ることを考え、蛍光増白剤を使っていません。

いずれも brother の純正品番に対応する互換品で、純正と同じサイズです。プリンターの設定は純正と同じ品番の用紙を選ぶだけで、特別な操作はいりません。

サイズと品番の選び方(brother QL・TD 対応)

まずお使いのプリンターのシリーズで候補が決まり、次に表示する項目の量でサイズを選びます。名称・期限・製造者が中心なら小さめ、原材料が長くアレルゲンや栄養成分も入れるなら大きめが目安です。

対応プリンター品番サイズ向いている用途
brother QL-800/QL-820NWB/QL-1115NWB冷凍食品用 DK-122039×48mm小さめの袋菓子、品名と期限が中心の表示
冷凍食品用 DK-123762×60mm冷凍パン・焼き菓子の一括表示の定番サイズ
冷凍食品用 DK-120262×100mm原材料が多い惣菜・弁当、栄養成分表示も入れる場合
冷凍食品用 DK-2205(長尺)62mm幅×30.48m商品ごとに表示量が違うとき。長さを自由に決められる
brother QL-1050 TypeA/QL-1115NWB冷凍食品用 DT-241102×152.4mm大きな袋や箱、業務用の大判表示
冷凍食品用 DT-243(長尺)102mm幅×30.48m幅広で長さを自由に決めたいとき
brother TD-2130N/TD-2130NSA/TD-4420DN/TD-4510D/TD-4550DNWB冷凍食品用 RD-U04J160×60mm冷凍パン・惣菜の一括表示。ホルダー不要でそのままセット
冷凍食品用 RD-U06J140×60mm縦長の小さめ表示、個包装の菓子

QL シリーズ用の DK・DT ラベルは、初回だけ専用ホルダーが必要です(繰り返し使えます)。TD シリーズ用の RD ラベルはホルダー不要です。お使いの機種で使えるかどうかは対応機種・品番から探すで確認できます。

冷凍食品用ラベルのイメージ
※ イラストはイメージです

剥がれにくくする貼り方のコツ

冷凍食品用ラベルでも、貼り方で持ちが大きく変わります。現場で効く順に並べました。

  1. 常温のうちに貼ってから冷凍する。これがいちばん確実です。包装した直後、まだ結露が出ていない状態で貼れば、粘着剤が面にしっかりなじみます。
  2. 凍った商品に貼るときは、霜と水滴を拭き取る。乾いた布やペーパーで表面の水分を取ってから、乾いた面に貼ります。水分が残っていると粘着力が十分に出ません。
  3. 貼ったあと指で数秒押さえる。圧をかけると粘着剤が包材の凹凸に入り込み、剥がれにくくなります。角を特にしっかり押さえてください。
  4. 平らな面に、継ぎ目や角をまたがずに貼る。袋のシール部分や箱の角にかかると、そこから浮きやすくなります。
  5. ラベル自体は直射日光と高温多湿を避けて保管する。未使用のロールが湿気を吸うと、貼る前から粘着力が落ちます。

冷凍食品の表示で気をつけたいこと

ラベルの素材だけでなく、書く内容にも冷凍ならではのポイントがあります。一般的な目安として押さえておきたいものを挙げます。

  • 保存方法は温度を明記する。「要冷凍(−18℃以下で保存)」のように、保存温度がわかる書き方にします。
  • 期限は冷凍状態での期限を書く。解凍後の扱い(「解凍後はお早めにお召し上がりください」など)を添えると親切です。
  • 解凍・調理方法を入れる。自然解凍か加熱が必要かを書いておくと、問い合わせが減ります。
  • アレルゲンは忘れずに。特定原材料8品目(えび・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生)は表示が義務です。原材料が多い商品は、文字が小さくなりすぎないよう大きめのラベルか長尺テープを選びます。

※ 表示に関する記載は一般的な情報提供であり、個々の商品の表示内容の適否を保証するものではありません。表示の要否や内容は、消費者庁の食品表示基準と管轄の保健所の指導に従ってご判断ください。

よくある質問

冷凍食品用ラベルは常温の商品にも使えますか?

使えます。常温・冷蔵・冷凍のどれにも対応するので、商品によってラベルを使い分けたくない場合は冷凍食品用に統一する方法もあります。通常品より単価は上がるため、常温商品が中心なら通常の食品表示用ラベルをおすすめします。

プリンターの設定は変える必要がありますか?

いいえ。サイズは純正と同じなので、ラベル作成ソフトでは同じ品番の用紙を選ぶだけです。印字がかすれる場合は、印刷速度を下げるか印刷品質を「高解像度」にしてください。

冷凍食品用ラベルの中身は何が違うのですか?

粘着剤と基材の2点です。粘着剤は低温でも硬くなりにくい −25℃対応のもの、基材は結露を吸わない合成紙(ユポ)です。見た目や印字の仕方は通常品と変わりません。

まとめ

冷凍・冷蔵で販売する商品には、−25℃対応の粘着剤と合成紙を使った冷凍食品用ラベルを選び、常温のうちに貼ってから冷凍する。この2点で、剥がれとにじみの大半は防げます。サイズはプリンターのシリーズと表示項目の量で決め、迷ったら 62×60mm(QL)または 60×60mm(TD)から試してみてください。

冷凍パンの通販で実際にどう使われているかは導入事例を、用途ごとの選び方と感熱ラベルの扱い方は用途別ガイド・よくある質問をご覧ください。複数店舗での導入やまとめてのご購入、サンプルのご希望はお見積り・ご相談フォームから承ります。

※ 当店の商品は互換品です。記載の機種名・品番は各メーカーの商標です。当店の互換ラベルは Amazon.co.jp・楽天市場・Yahoo!ショッピングでも販売しています。定期購入は公式オンラインストアでご利用いただけます。

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